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ABBANDONARE UN GATTO(『猫を棄てる』イタリア語版)
¥4,920
著 村上春樹 訳 Antonietta Pastore 絵 Emiliano Ponzi ・言語 イタリア語 ・出版社 EINAUDI ・発売日 2020年11月17日 ・ページ数 76ページ ・サイズ 22.4×14.1×1.2cm ※新品ですが、海外より簡易包装で届くため細かな傷や擦れがありますのでご了承ください。 【内容紹介】出版社HPより 村上作品の原風景がここにある 時が忘れさせるものがあり、そして時が呼び起こすものがある ある夏の日、僕は父親と一緒に猫を海岸に棄てに行った。歴史は過去のものではない。このことはいつか書かなくてはと、長いあいだ思っていた―――村上文学のあるルーツ 【著者プロフィール】『猫を棄てる』より抜粋 1949(昭和24)年、京都市生まれ、早稲田大学文学部演劇科卒業。79年『風の歌を聴け』(群像新人文学賞)でデビュー。
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C'era una volta un libro(『その本は』イタリア語版)
¥5,600
著 又吉直樹、ヨシタケシンスケ 訳 Gala Maria Follaco ・言語 イタリア語 ・出版社 Mondadori ・発売日 2023年5月30日 ・ページ数 200ページ ・サイズ 22.4×16.8×2.3cm ※新品ですが、海外より簡易包装で届くため細かな傷や擦れがありますのでご了承ください。 【内容紹介】出版社HPより 本の好きな王様がいました。王様はもう年寄りで、目がほとんど見えません。王様は二人の男を城に呼び、言いました。 「わしは本が好きだ。今までたくさんの本を読んだ。たいていの本は読んだつもりだ。しかし、目が悪くなり、もう本を読むことができない。でもわしは、本が好きだ。だから、本の話を聞きたいのだ。 お前たち、世界中をまわって『めずらしい本』について知っている者を探し出し、その者から、その本についての話を聞いてきてくれ。 そしてその本の話をわしに教えてほしいのだ」 旅に出たふたりの男は、たくさんの本の話を持ち帰り、王様のために夜ごと語り出した―。 お笑い芸人で芥川賞作家の又吉直樹と、大人気の絵本作家ヨシタケシンスケによる、抱腹絶倒・感涙必至の本の旅! 【著者プロフィール】出版社HPより 又吉直樹(またよし・なおき) 1980年大阪府寝屋川市生まれ。吉本興業所属のお笑いコンビ「ピース」として活動中。2015年に本格的な小説デビュー作『火花』で第153回芥川賞を受賞。同作は累計発行部数300万部以上のベストセラー。2017年には初の恋愛小説となる『劇場』を発表。2022年4月には初めての新聞連載作『人間』に1万字を超える加筆を加え、文庫化。他の著書に『東京百景』『第2図書係補佐』など。 YouTubeチャンネル【渦】、オフィシャルコミュニティ【月と散文】も話題。 ヨシタケシンスケ 1973年神奈川県生まれ。筑波大学大学院芸術研究科総合造形コース修了。2013年『りんごかもしれない』で絵本作家デビュー。絵本作品『りゆうがあります』『もう ぬげない』、イラスト集『デリカシー体操』、エッセイ『思わず考えちゃう』など多数。MOE絵本屋さん大賞、産経児童出版文化賞美術賞、(池田晶子記念)わたくし、つまりNobody賞、ボローニャ・ラガッツィ賞特別賞などを受賞し、海外でも様々な国で翻訳出版されている。近著は『あんなに あんなに』『かみはこんなに くちゃくちゃだけど』。2児の父
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BEVIAMO UN ALTRO BICCHIERE?(『もう一杯飲む?』イタリア語版)
¥4,100
著 角田光代、島本理生 、燃え殻 、朝倉かすみ、ラズウェル細木 、越谷オサム 、小泉武夫 、岸本佐知子 、北村薫 訳 Daniela Guarino ・言語 イタリア語 ・出版社 Rizzoli ・発売日 2023年9月5日 ・ページ数 288ページ ・サイズ 16.5×12.0×2.3cm ※新品ですが、海外より簡易包装で届くため細かな傷や擦れがありますのでご了承ください。 【内容紹介】出版社HPより ときに酒は、記憶を呼び覚ます装置になる。わたしを魅了するあの人は昼間から水玉のお猪口を手にしていた。僕はビールの苦さに重ねて父の呟きを反芻する。恋の行方を探りながらそっと熱燗を飲んだ日、ただ楽しくて倒れるほど飲んだ夜、まだ酒を知らなかった若さを、今は懐かしく思う。もう会えない誰かと、あの日あの場所で。九人の作家が小説・エッセイに紡いだ「お酒のある風景」に乾杯! 【著者プロフィール】出版社HPより 角田光代 1967年神奈川県生れ。魚座。1990年「幸福な遊戯」で海燕新人文学賞を受賞しデビュー。2005年『対岸の彼女』で直木賞、2007年『八日目の蝉』で中央公論文芸賞、2012年『紙の月』で柴田錬三郎賞。ほか受賞・著書多数。 島本理生 1983(昭和58)年、東京生れ。1998(平成10)年、「ヨル」で「鳩よ!」掌編小説コンクール第二期10月号当選(年間MVP受賞)。2001年「シルエット」で群像新人文学賞優秀作を受賞。2003年「リトル・バイ・リトル」で野間文芸新人賞を受賞。2018年『ファーストラヴ』で直木賞を受賞。著書に『シルエット』『リトル・バイ・リトル』『生まれる森』『ナラタージュ』『一千一秒の日々』『あなたの呼吸が止まるまで』『クローバー』『波打ち際の蛍』『君が降る日』『真綿荘の住人たち』『あられもない祈り』『アンダスタンド・メイビー』などがある。 燃え殻 1973年生まれ。2017年『ボクたちはみんな大人になれなかった』で小説家デビュー。同作はNetflixで映画化、またエッセイ集『すべて忘れてしまうから』はDisney+でドラマ化され、ほかにも映像化、舞台化が相次ぐ。著書に長篇小説『これはただの夏』、『湯布院奇行』、エッセイ集『それでも日々はつづくから』、『夢に迷って、タクシーを呼んだ』、『断片的回顧録』ほか。 朝倉かすみ 北海道生れ。2003(平成15)年に「コマドリさんのこと」で北海道新聞文学賞を、2004年に「肝、焼ける」で小説現代新人賞を受賞。2005年、『肝、焼ける』で単行本デビュー。2009年に『田村はまだか』で吉川英治文学新人賞を受賞した。他に『ロコモーション』『夏目家順路』『声出していこう』『てらさふ』『地図とスイッチ』『恋に焦がれて吉田の上京』『静かにしなさい、でないと』『少しだけ、おともだち』『満潮』『遊佐家の四週間』『乙女の家』など著書多数。 ラズウェル細木 1956年、山形県生まれ。1983年に漫画家デビューし、呑兵衛たちの心をくすぐる漫画を発表し続けている。2012年、『酒のほそ道』などで手塚治虫文化賞短編賞受賞。ほかに、うなぎ漫画『う』、ブタ肉入門漫画『ぶぅ』など著書多数。 越谷オサム 1971(昭和46)年、東京生れ。2004(平成16)年、日本ファンタジーノベル大賞優秀賞受賞作『ボーナス・トラック』でデビュー。他の著作に『階段途中のビッグ・ノイズ』『陽だまりの彼女』『空色メモリ』『金曜のバカ』『せきれい荘のタマル』『いとみち』三部作『房総グランオテル』『まれびとパレード』など。 小泉武夫 1943(昭和18)年、福島県の酒造家に生れる。東京農業大学名誉教授。農学博士。専門は発酵学、醸造学、食文化論で、2022年12月現在は発酵学者・文筆家として活躍中。世界中の珍味、奇食に挑戦する「食の冒険家」でもある。『不味い!』『発酵は錬金術である』『猟師の肉は腐らない』『幻の料亭「百川」ものがたり』『魚は粗がいちばん旨い』『食いしん坊発明家』『灰と日本人』『くさいはうまい』『日本酒の世界』『肝を喰う』『北海道を味わう』など、著書は150冊を超える。 岸本佐知子 翻訳家。訳書にスティーヴン・ミルハウザー『エドウィン・マルハウス』、リディア・デイヴィス『ほとんど記憶のない女』、ニコルソン・ベイカー『中二階』、ジャネット・ウィンターソン『灯台守の話』など多数。編訳書に『変愛小説集』、著書に『なんらかの事情』など。2007年、『ねにもつタイプ』で講談社エッセイ賞を受賞。 北村薫 1949(昭和24)年埼玉県生れ。早稲田大学第一文学部卒業。大学時代はミステリ・クラブに所属。高校で教鞭を執りながら執筆を開始し、1989(平成元)年『空飛ぶ馬』でデビュー。1991年『夜の蝉』で日本推理作家協会賞、2006年『ニッポン硬貨の謎』で本格ミステリ大賞、2009年『鷺と雪』で直木賞、2016年日本ミステリー文学大賞受賞。〈円紫さんと私〉シリーズ、〈覆面作家〉シリーズ、『スキップ』『ターン』『リセット』の〈時と人〉三部作、〈ベッキーさん〉シリーズ、〈いとま申して〉三部作、〈中野のお父さん〉シリーズ、『飲めば都』『ヴェネツィア便り』『雪月花』『水 本の小説』など著書多数。アンソロジーや『本と幸せ』などのエッセイ、評論に腕をふるう〈本の達人〉としても知られる。
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La ragazza del convenience store (『コンビニ人間』イタリア語版)
¥3,050
著 村田沙耶香 訳 Gianluca Coci ・言語 イタリア語 ・出版社 e/o ・発売日 2021年5月15日 ・ページ数 176ページ ・サイズ 19.6×12.9×1.7cm 【内容紹介】出版社HPより 「普通」とは何か? 現代の実存を軽やかに問う第155回芥川賞受賞作 36歳未婚、彼氏なし。コンビニのバイト歴18年目の古倉恵子。 日々コンビニ食を食べ、夢の中でもレジを打ち、 「店員」でいるときのみ世界の歯車になれる――。 「いらっしゃいませー!!」 お客様がたてる音に負けじと、今日も声を張り上げる。 ある日、婚活目的の新入り男性・白羽がやってきて、 そんなコンビニ的生き方は恥ずかしい、と突きつけられるが……。 累計160万部突破&39カ国語に翻訳(2023年7月現在)。 米国〈ニューヨーカー〉誌のベストブック2018に選ばれるなど、 世界各国で読まれている話題作。 【著者プロフィール】出版社HPより 1979年、千葉県生まれ。玉川大学文学部卒業。2003年「授乳」が第46回群像新人文学賞優秀作となりデビュー。09年『ギンイロノウタ』で第31回野間文芸新人賞受賞。13年『しろいろの街の、その骨の体温の』で第26回三島由紀夫賞受賞。16年『コンビニ人間』で第155回芥川龍之介賞受賞。著書に『マウス』『星が吸う水』『ハコブネ』『タダイマトビラ』『殺人出産』『消滅世界』などがある。
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La donna della gonna viola(『むらさきのスカートの女』イタリア語版)
¥4,400
著 今村夏子 訳 Anna Specchio ・言語 イタリア語 ・出版社 salani ・発売日 2021年3月18日 ・ページ数 160ページ ・サイズ 22.0×14.0×1.4cm ※新品ですが、海外より簡易包装で届くため細かな傷や擦れがありますのでご了承ください。 【内容紹介】出版社HPより 「むらさきのスカートの女」と呼ばれる女性が気になって仕方のない〈わたし〉は、彼女と「ともだち」になるために、自分と同じ職場で彼女が働きだすよう誘導し……。ベストセラーとなった芥川賞受賞作。 【著者プロフィール】書籍より 1980年、広島県生まれ。2010年、「あたらしい娘」で太宰治賞を受賞。「こちらあみ子」と改題し、同作と新作中短編「ピクニック」を収めた『こちらあみ子』で11年に三島由紀夫賞、17年に『あひる』で河合隼雄物語賞、『星の子』で野間文芸新人賞、19年に「むらさきのスカートの女」で芥川賞を受賞。
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Kitchen (『キッチン』イタリア語版)
¥3,470
著 吉本ばなな 訳 Giorgio Amitrano ・言語 イタリア語 ・出版社 FELTRINELLI ・発売日 2014年5月1日 ・ページ数 160ページ ・サイズ 20×13×1cm 【内容紹介】出版社HPより 私がこの世でいちばん好きな場所は台所だと思う──祖母の死、突然の奇妙な同居、不自然であり、自然な日常を、まっすぐな感覚で受けとめ、人が死ぬことそして生きることを、世界が不思議な調和にみちていることを、淋しさと優しさの交錯の中で、あなたに語りかけ、国境も時もこえて読みつがれるロング・ベストセラー、待望の定本決定版。〈吉本ばなな〉のすべてはここから始まった。 【著者プロフィール】出版社HPより 1964(昭和39)年、東京生れ。日本大学藝術学部文芸学科卒業。1987年『キッチン』で海燕新人文学賞を受賞しデビュー。1988年『ムーンライト・シャドウ』で泉鏡花文学賞、1989(平成元)年『キッチン』『うたかた/サンクチュアリ』で芸術選奨文部大臣新人賞、『TUGUMI』で山本周五郎賞、1995年『アムリタ』で紫式部文学賞、2000年『不倫と南米』でドゥマゴ文学賞(安野光雅・選)を受賞。著作は30か国以上で翻訳出版されており、イタリアでスカンノ賞、フェンディッシメ文学賞〈Under35〉、マスケラダルジェント賞、カプリ賞を受賞。
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Un'estate con la Strega dell'Ovest (『西の魔女が死んだ 梨木香歩作品集』イタリア語版)
¥3,470
著 梨木香歩 訳 Michela Riminucci ・言語 イタリア語 ・出版社 FEITRINELLI ・発売日 2021年1月14日 ・ページ数 144ページ ・サイズ 20×13×0.9cm 【内容紹介】出版社HPより 中学に進んでまもなく、どうしても学校へ足が向かなくなった少女まいは、季節が初夏へと移り変るひと月あまりを、西の魔女のもとで過した。西の魔女ことママのママ、つまり大好きなおばあちゃんから、まいは魔女の手ほどきを受けるのだが、魔女修行の肝心かなめは、何でも自分で決める、ということだった。喜びも希望も、もちろん幸せも……。 初刊から23年を経て書き下ろし短篇おばあちゃんのモノローグ「かまどに小枝を」等表題作に繋がる三作も収録。 目次 ・西の魔女が死んだ ・ブラッキーの話 ・冬の午後 ・かまどに小枝を あとがき ※この本は2017年に出版された『西の魔女が死んだ 梨木香歩作品集』のイタリア語版です。 【著者プロフィール】出版社HPより 1959(昭和34)年生れ。小説に『丹生都比売 梨木香歩作品集』『西の魔女が死んだ 梨木香歩作品集』『エンジェル エンジェル エンジェル』『裏庭』『からくりからくさ』『りかさん』『家守綺譚』『村田エフェンディ滞土録』『沼地のある森を抜けて』『ピスタチオ』『僕は、そして僕たちはどう生きるか』『雪と珊瑚と』『冬虫夏草』『海うそ』『岸辺のヤービ』など、またエッセイに『春になったら莓を摘みに』『ぐるりのこと』『渡りの足跡』『不思議な羅針盤』『エストニア紀行』『鳥と雲と薬草袋/風と双眼鏡、膝掛け毛布』などがある。
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OGNI GIORNO È UN BUON GIORNO(『日日是好日』イタリア語版)
¥3,850
著 森下典子 訳 Laura Testaverde ・言語 イタリア語 ・出版社 Einaude ・発売日 2023年1月10日 ・ページ数 216ページ ・サイズ 20.8×13.5×1.8cm 【内容紹介】出版社HPより お茶を習い始めて二十五年。就職につまずき、いつも不安で自分の居場所を探し続けた日々。失恋、父の死という悲しみのなかで、気がつけば、そばに「お茶」があった。がんじがらめの決まりごとの向こうに、やがて見えてきた自由。「ここにいるだけでよい」という心の安息。雨が匂う、雨の一粒一粒が聴こえる……季節を五感で味わう歓びとともに、「いま、生きている!」その感動を鮮やかに綴る。 2022年第1回日伊ことばの架け橋賞受賞 【著者プロフィール】出版社HPより 1956(昭和31)年、神奈川県生れ。日本女子大学文学部国文学科卒業。「週刊朝日」の人気コラム「デキゴトロジー」の取材記者を経て、エッセイストとして活躍。2018(平成30)年、ロングセラー『日日是好日』が映画化される。同年、続編となる『好日日記』、2020(令和2)年、『好日絵巻』を出版。他に『猫といっしょにいるだけで』『前世への冒険』『いとしいたべもの』『こいしいたべもの』などの著書がある。